紅白歌合戦に学ぶ”決断のスピード”と”柔軟な変化”

 

先日、『第71回 NHK紅白歌合戦』の記者会見で、今年の紅白歌合戦を無観客で実施することが発表されました。

 

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための措置として、出場者とスタッフを除き、会場に観客を動員しないと決定したそうです。



晦日恒例の紅白歌合戦!スタート当初は大晦日の番組ではなかった?

第二次世界大戦終結した1945年の大晦日

紅白歌合戦の前身となる『紅白音楽試合』というラジオ番組が放送されました。

 

その後、1951年の『第1回NHK紅白歌合戦』から1953年の第3回までは、三が日に正月番組として放送されました。

そして、1953年12月31日に第4回が放送されて以降、紅白歌合戦は毎年大晦日に放送されるようになったそうです。

 

以来、一度も中止になることなく日本の年の瀬を盛り上げていた紅白歌合戦ですが、今年2020年に史上初の無観客での実施となります。



”視聴者目線”と”経営者目線”で見ると、違うものが見えてくる

ここ数年は観る機会も減っていたものの、年の瀬恒例の紅白歌合戦を無観客にするという決断を”視聴者目線”で見ると、すこし物悲しいです。

 

しかし、”経営者視点”で見てみると、9月の時点での決定は英断だと思います。

 

まだまだ油断することのできない新型コロナウイルス

そもそも冬場は体力が落ちやすく、1、2月というのは感染症が増える時期だと医療・福祉系の仕事に従事している友人に聞いたことがあります。

 

また、別の観点から見てみると、紅白歌合戦の制作にかかる費用は数億円ともいわれています。

 

経営陣の決断が遅くなればなるほど、費用面のムダが出ることも考えられます。

先延ばしにすれば、製作側や出演者側の準備に向けた心身の負担も大きくなっていたかもしれません。

 

経営陣が早いタイミングで決断した結果、「今までにない新しい演出や構成のを工夫をして、今まで以上の感動を大晦日の日本に届けよう」という姿勢でスタッフも変化を受け入れ、取り組みやすくなるかもしれません。

 

個人や会社単位ではなく、社会規模の大きな変化があった2020年の大晦日

2021年はさらに大きな変化を迎えると思われます。

 

そんな状況下で選ばれる司会者も出場歌手も気になるところですね。

会場の工夫や演出の挑戦からも目が離せません。

 

私も決断のスピードと柔軟な変化をテーマに、全力で事業に取り組みたいと思います。

 

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宮田亮(りょうちん)

 

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